階段のぼりかけ

ただのチャットモンチーファンブログです

こなそんフェス1日目 at アスティとくしま 2018/07/21 感想

チャットモンチー最後の勇姿を見るべく、徳島に上陸してきました。

 

当日の開場は11時。ですが当のワタシは11時になってもまだ徳島を目指すバスの中でした。まあ開演は13時だし、間に合うでしょうと呑気に構えていました。

 

間に合いました (何のフリだったんだ)。徳島駅からの臨時バスはかなり混み合っていましたが、開演までには余裕で辿り着く。リストバンド交換もまあまあスムーズに完了。

 

ただし、グッズの待機列がとんでもないことになっていました。すだちちゃんくまTシャツが欲しかったのだけれど、止むを得ず断念。空いたら様子を見に行こうと思っていましたが、その時にはもう売り切れとなっていました。いと悲し。

 

ところで、会場の1階アリーナ部分は全席指定となっていました。恥ずかしながらワタシ、チケットに席番号が記載されていることに気づいたのが前日だった*1 (スタンディングかと思ってた) ので、自分の席がどの辺りかを確認すると中央ブロックの結構前の方でラッキーでした。

 

そして13時。前説としてチャットのおふたりと初日のMC、小藪千豊さんが登場。注意事項などを説明したのち、最初のライブアクトが呼び込まれました。

 

 

▶シュノーケル

 

 3ピースで演るものとばかり思っていたので、ギターとキーボードを加えた編成にまず意表を突かれました。かつ、キーボードの方がプレイもパフォーマンスもエネルギッシュでとても好み。

 

ラジオで"New POP"を聴いたのみの状態でライブに臨みましたが、演奏はとてもタイトでほぼ知識なしのワタシでも楽しめましたね。多用されるシンコペーションのリズムがいちいち決まっていて上手いなあと思いました (何様だ)。

 

yonige

 

 完全に初見。今回はどのバンドもロクに予習しなかったなあ。

 

初日の中では最も若いバンドでしたが、とにかく高いプロフェッショナル性を感じました。立ち振る舞いとかMCとかは結構ラフなのに、いざ演奏が始まると一転して、余計なことを考えているヒマがないほどしっかりしたステージングで圧倒される。

 

特に照明がすごい。2日間見渡してもナンバーワンだったんじゃないかと思います。流れ星のような演出がありましたが、あんなの初めて見た。それがこの大舞台のために用意されたものなのか、いつもやっているものなのかは分かりませんが、いいチームが付いてるんだなあと思いました。

 

yonige終演後、一旦外に出てだいぶ遅めの昼ご飯。めん処あらたえさんのとり天をのせたうどんを頂く。四国というか徳島のとり天はあっさりめの味付けで美味しかったです。

 

会場に戻った時には野生爆弾ガリットチュウ福島のコントが終わりかけていて、最後だけちょろっと見ました。この日この時間に限らず、芸人さんのステージはどれも中々の客入りだったように思います。

 

Base Ball Bear

 

 サウンドチェックの時点で本人たちが出てきて、"17歳"をプレイ。さすがのワタシでも知っている曲を演ってくれて、ちょっと嬉しい。

 

チャットの盟友的バンドですが、彼らの曲は数曲齧ったことのある程度なので楽しめるかなと思っていましたが、知っている曲も知らない曲もバランスよく混ぜられたセットリストで、終わってみれば満足感のあるライブでしたね。

 

Voの小出さんは絶妙にオーディエンスにもチャットにも近いような遠いようなMCやパフォーマンスでしたが、それだけ並々ならぬ思いがあったということなのでしょう。それだけに"ドラマチック"で締められたステージは (しかも最後の曲だとも告げなかったような気がする)、とても印象的でした。これが初期の曲だというのがなんともドラマチック。

 

ベボベ終演後、再び外に出てだいぶ早めの夕ご飯 (いくらなんでも早すぎじゃない?)。里山みらいさんの、神山すだち鶏天を頂く。yonigeの後にも並ぼうと思ったのですが、人が多くて断念したので今度は食べられてよかった。こちらも先ほどのとり天同様、あっさりしていて美味しかったです。その割には量もあったので、もうこれで終演まで大丈夫だなと思いました。少食。

 

外でけっこううろうろしていたので、南海キャンディーズを丸々見逃す。

 

▶EGO-WRAPPIN'

 

 ベボベに続き、本人たちがサウンドチェックに登場。大所帯バンドだけあって、ステージから出てくる音がゴージャスでした。

 

そして始まったステージ。裏打ちのギターがとてもいい感じでした。そこにホーンが混ざるという、ジャズが下敷きにある音楽だというのは分かるのですが、そういう乱暴なジャンル分けなどしなくても楽しめるステージでしたね。

 

正直なところ、今日の出演者の中では最も知識のない状態で見たバンドでした。けれどこういった、自分の興味の範囲だけでは絶対に見ることのなかったバンドが見られるのがフェスのいいところですよね。

 

EGO-WRAPPIN'の終演後、約1時間の休憩が挟まれました。フードやブースを楽しんでほしいという心遣いだそう。とはいえ、間違いなく食事所が激混みするのは目に見えていたので (実際はどうだったか分からないけれど)、あらかじめ済ませておいたワタシはそこそこ手持ち無沙汰に。

 

という訳で、興味のあったキョーエイさんのアイスモンチクリンを頂く。ただ、そんなにお腹の空いていない状態で食べたのが失敗でした。もうちょっと甘いものが食べたいときに食べたほうが美味しかったかな。

 

ところで、待機中の会場ではチャットのナレーションで徳島の紹介や阿波踊り講座が流されていました。それと交互にエリアマップやタイムテーブルの映像もあったのですが、そこのBGMが"クッキング・ララ"だったことを一応書いておきます。どうでもいいか。

 

そうこうしているうちに18時を過ぎ、再びライブアクトがスタート。

 

奥田民生

 

チャットとも縁の深い奥田民生さんが、この日のトリ前でした。多分ここまでで一番人が入っていました。2曲目にしていきなり"イージュー★ライダー"を演奏してくれるからワタシのような素人にも優しい。

 

とにかく声がでかかったです。やっぱりシンプルに音が大きいっていうのは快感ですね。せっかく会場が大きいのだし!!!

 

余談ですが、ワタシは両日とも常に耳栓を装備でした。最近、ライブでの耳の防護が話題になっていたようですが、個人的には防護は必須という立場です。以下、しばらく耳栓の話が続きます。

 

こなそん以上に音が大きいフェスやライブにも行きましたが、多分防護していないと保たなかったと思います。逆に、していなかった頃はキーンってなった状態が続くこともありました。にわか知識で申し訳ないですが、聴力は復活しにくいという話も聞きますし。

 

ただ、さっきも書いたのだけれど、大きい音というのは心地よいというのも事実だと思うのです。それを聞きたいがため、それでしか味わえない楽しみを得るためにライブに行くのだから。だから矛盾しているように聞こえますが、音量を下げるということはそもそもの魅力を損なう可能性があるのですね。だからこそ、自己防衛が必要だと思うのです。

 

CRESCENDO 耳栓 ライブ用 イヤープロテクター Music

CRESCENDO 耳栓 ライブ用 イヤープロテクター Music

 

 

ワタシはこの耳栓を使っているのだけれど、耳に痛い音域・音量を、長時間聞いていても大丈夫なくらいのレベルに下げてくれるといった使用感です。装着の不快感もなく、そのままでも会話は十分可能です (もちろん全く普通通りという訳ではないけれど)。何かの参考になれば幸いです。このメーカーの回し者みたいになっているけど違うよ!

 

説教じみた余談はここまで。話を戻しましょう。"サケとブルース"での、すごい喉によくなさそうな歌も生で聞けました。やっぱり喉によくなさそうです。というかその声から元に戻るのが大変そう。

 

ちょっとだけ欲を言えば、チャットがかつてカバーした"息子"が聞きたかったけど今回の演奏はなし。最近は演っていないみたいだし、今のセットリストにはないのでしょう。

 

とどめは"さすらい"。辣腕プレイヤーを揃えているバンドの演奏も楽しめました。奥田民生という、日本のロックの重要人物を生で見れたのはよかったなあ。

 

終演後、ステージは転換。その間にミキさんがオンステージ。兄弟仲よさそうで微笑ましかったです。そして最後のライブアクトへ。

 

チャットモンチー

 

プレラストステージだけど、登場SEもなくさささーっと2人が登場。感謝を告げてからギターとベースだけで始めたのは"きっきょん"。

 

何それ?って人のために説明すると、エフエム徳島のジングルだそうです。もちろん作曲はえっちゃん (橋本絵莉子)。まさかのセルフカバー (?) で、地元色を強く打ち出していきました。さすがホーム徳島でのライブ。

 

今日のステージはいわゆる普通の3ピーススタイルで、後方にはドラムが設置してある。という訳で早速ドラマー、本日のMC小藪千豊さんが呼び込まれる。このメンバーならばプレイされるのは、"風吹けば恋"!

 

先日武道館で恒岡章さんのドラムヴァージョンを聞いているので、叩く人が違うとやっぱり全然違うなあと思いました。続けてプレイされた"真夜中遊園地"も、武道館以来、まさかこんな短期間で再び聞けるとは思わずテンションが上がる。

 

ただ、ここまであまりPAがよろしくない感じでした。えっちゃんのボーカルの高くて甘い音 (ピッチの話ではなく声音の話ね、一応) だけが妙に強調されていて、せっかくの響くきれいな低音部分が出てこない。おかげでハラハラしながら見ることに。とはいえライブが進むにつれ改善されていったので、最後には気にならなくなりましたが。

 

今日はずっと小藪さんがドラムかなと思っていると、わずか2曲でステージを後に。じゃあどうするのだろうと思っていると、まさかドラマーとして出てきたのは奥田民生さん!ちなみに超酔っていました。そしてここで今日のライブの趣旨に気づく。ドラマー交代制なのね。

 

民生さんならば色々プレイされるべき曲というのはあると思うけれど、いざプレイされたのは"阿波の狸"!...!?

 

何それ?って人のために説明すると (2回目)、阿波の狸まつりのテーマソングで、徳島県民なら誰でも知っている有名曲だそうです。阿波弁ばりばり、朴訥な曲です。本人たちも言っていましたが、ライブで演ったのはチャットが初めてでしょう。民生さんという先輩を呼んでおきながら、ローカル曲のカバーというのが何とも大胆で面白かったです。

 

もちろんそれだけではなく、ワタシの大好きな"コンビニエンスハネムーン"がプレイされる。また聞きたい曲リストが埋まりました。まさか演るとは思わないじゃん...ここでは原曲のベースレススタイルに倣い、あっこちゃん (福岡晃子) もギターをプレイしていました。

 

そして山田雅人さん (シュノーケル / ds)、堀之内大介さん (Base Ball Bear / ds) をそれぞれ呼び込んで"ハナノユメ"、"恋の煙"と初期曲をガシガシと畳み掛けていく。"恋の煙"は3ピーススタイルで聞けたの初めてだったので最高でしたねえ...

 

この後はどうするのかと思うと、何やらステージが慌ただしい。ドラム以外にも楽器がどんどん運び込まれていく。(シュノーケル、ベボベのステージが終わった時点で確信はしていましたが) これは、チャットがホストになって若若男女の再現をするということでしょう!

 

総勢8人となって、ベボベの小出さんがきびきびと仕切りながらプレイされるのは当然オザケン+スチャダラパーのカバー、"今夜はブギーバック"!確か10年振りの演奏だと言っていました。

 

クラシックと呼ぶにはさすがに早いか、それでも数え切れないほどカバーされてきたこの名曲が盛り上がらないはずもなく、ステージの豪華さも相まってまさにお祭り状態。ソロ回しもまるで10年前の再現のようで、スペシャルなものを見れているのだなあという思いに駆られました。

 

ただ、それ以上のサプライズが待っていました。中央にどこかで見覚えのあるドラムセットが運び込まれ、小出さんに連れられて登場したのはくみこん (高橋久美子)!場内は悲鳴のような歓声に包まれました。「あったらいいな、でもないだろうな」というサプライズがまさか叶うとは...

 

すでに始めていた4つ打ちをわざわざ止め、くみこんのキックで仕切り直して始まるのはもちろん "シャングリラ"しかありません。銀テープも発射され、オーラスに相応しい演出が為されましたがちょっとそれどころではありませんでしたね。でも銀テープは運良くいただくことができました。

 

先に書いてしまうと、くみこんがドラムセットに座ったのは初日だけ、両脇でドラマー2人が支えているこのオールスターバンドの1曲だけでした。バンドから離れて数年が経っていますし、ブランクのある状態での人前の演奏は不安にならないはずがないと思います。

 

それでも、えっちゃん、あっこちゃん、くみこんの3人が揃うという選択をしてくれたのはとても嬉しいことでした。というか、とんでもなく嬉しいことでした。あの奇跡の3人が揃うのを見れるなんて、ありえないことだと思っていましたから。えっちゃん、あっこちゃん、くみこん、本当にありがとう。

 

チャット終演後は阿波踊りの時間です。蜂須賀連さんの迫力あるパフォーマンスが披露されました、というかライブの照明演出とよく合っていましたがこういう機会って結構あるのでしょうか。何となく阿波踊りというと屋外のイメージが強いので、予想外のマッチっぷりに驚き。そして踊るのって結構難しかったです。特に手が難しい。手を挙げるタイミングで、斜め前に突き出したりとかしてました。

 

伴奏も結構派手に調子が変わったりで、めまぐるしいという言葉がぴったりですね。踊りもよく見ていると同じ動きをしている人があまりおらず、不揃いなことが特徴なのかなと思いました。

 

そしてえっちゃんが座長を務めるかもし連が登場。掛け声をかけながら会場をぐるりと一周。お祭りの楽しさって、掛け声とか踊りに一生懸命になっているうちに、余計なことを考える暇がなくなるところだと思うのだけど、今日はまさにそんな感じでしたね。

 

でも結構、手をああしようこうしようとか、掛け声が来たら返さなきゃとかいろいろ考えていた気もするけども!!!気にしない!!!

 

 全アクト終演後、バスやタクシーの待機列の長さにゲンナリしたのでホテルまで歩いて帰って初日は終了。感想は2日目に続きます。

 

 

 

*1:そんなことってある?あるのだなあ